中久木矯正歯科センターの歯列矯正ブログ

日ごろ気になることを書き込んでいきます。医院からのお知らせ、歯列矯正に関することや、それ以外でも。

2009年02月25日

第100回を迎えるツイードスタディーコース3

当院中久木正明が3月にインストラクターとして参加する、アメリカのツイードスタディーコースは、今回百回目の開催を数えます。この講習会は、世界の歯列矯正医を対象とした講習会です。

Charles H. Tweedとツイードスタディーコースについてはこちらも参照ください。


戦争が終わり、ツイードスタディーコースの参加者は増加を続けました。やがて年1回のコースでは参加希望者の増加に対応できなくなり、年2回、春と秋に開催されるようになりました。
ツイードは自らの診療からは退いた後も、このスタディーコースを通じて、後進の指導に力を入れました。
ツイードスタディーコースの開催当初からの特徴として、企業から援助を得ることなく、有志によって開催されてきた(後に有志が集まりファンデーションを設立する)ことです。
現在に至るまで、多くの講習会は、企業が協賛したり、主催して行われてきました。歯列矯正の場合も、欧米を中心にその材料や器具を作る会社があり、それらが資金を援助したり、主催して講師を招く形が多いのです。
そうした企業の行動は、当然自社製品を売り上げるという目的があってのことです。自社製品を使って講習会を開けば、それを受講した人達がその後も自社製品を使い各地で診療をしてくれる可能性が高くなります。
ツイードスタディーコースは、終始そうした形から一線を画してきました。矯正治療に使う材料に、会社や銘柄の指定をしていません。しかし、スタンダードブラケットと呼ばれる、矯正装置の中で一番シンプルな形の装置を使い、歯を動かす力のメカニズムが参加者に理解できる形での講習スタイルを貫いてきました。














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2009年02月23日

第100回を迎えるツイードスタディーコース2

当院中久木正明が3月にインストラクターとして参加する、アメリカのツイードスタディーコースは、今回百回目の開催を数えます。この講習会は、世界の歯列矯正医を対象とした講習会です。

Charles H. Tweedとツイードスタディーコースについてはこちらも参照ください。


このスタディーコースは、歯列矯正の治療理論と、治療技術の実習の2つから成っていました。実習には、人工の歯を並べ、実際に矯正の力によって歯が動く様を体験できるようにしたタイポドントと呼ばれる道具が使われました。この講習形態は基本的に現在も変わりません。
ツイードスタディーコースが始まったこの頃、アメリカも戦争への道を進んでいました。途中戦争の激化による中断はありましたが、コースはすぐに再開されました。以来途切れることなく現在まで続けられています。
当初講習会場は、ツーソンにあった機械工場を使っていました。講義だけでなくタイポドントの実習を行うためでした。その工場内の実習机を前に、コース参加者が集まった記念写真が残されています。参加者は皆正装をしており、当時の歯列矯正に携わる人達の気概とプライドを感じさせます。現在も矯正治療の主流であるエッジワイズ法ですが、当時その理論と実践を教える場所はツイードのスタディーコースだけでした。講習会には各地から受講者が集まりました。
















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2009年02月20日

第100回を迎えるツイードスタディーコース

当院中久木正明が3月にインストラクターとして参加する、アメリカのツイードスタディーコースは、今回百回目の開催を数えます。この講習会は、世界の歯列矯正医を対象とした講習会です。

Charles H. Tweedとツイードスタディーコースについてはこちらも参照ください。

近代矯正の父、アングルに師事し、現在でも広く使われる、エッジワイズブラケットによるマルチブラケット治療を始めたとき、ツイードはアメリカの多くの矯正医から注目されました。また装置を考案したアングル自身も、その技法を全面的に臨床に取り入れようとしたツイードに期待するものが大きかったようです。

矯正治療で歯を抜くか否かの論争で、一時非難を浴びたツイードでしたが、その治療テクニックと理念は徐々に受け入れられていきました。
アリゾナ州ツーソンにあったツイードの診療室には、頻繁に教えを請う人達が訪れるようになりました。当時は飛行機の時代ではありませんでしたが、アメリカ各地から歯列矯正に携わる人達が彼を訪ねていたようです。やがて頻繁な来訪者の応対は、ツイードの診療に支障が出るほどになりました。
そこでツイードは、矯正の教えを請う人達を一時期に集め、講習会の形式で指導することにしました。こうして現在まで続くスタディーコースが始まりました。1941年のことです。


















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