中久木矯正歯科センターの歯列矯正ブログ

日ごろ気になることを書き込んでいきます。医院からのお知らせ、歯列矯正に関することや、それ以外でも。

2010年08月03日

良く言えば噛みごたえがある、悪く言えば硬い

テレビである料理人が言っていました。
食材のうま味を表現するために、その食感の吟味は欠かすことができないものでしょう。
一方で彼らが試行錯誤して創りだした料理を食べて評価するのは、料理人ではなくて一般人です。果たして料理人が考えるようにその食事を食べてくれるでしょうか。
もちろん料理人が美味しいと考える料理を一般人が不味いと言うようなケースはそうそう無いでしょう。では食べ物の硬さ、食感に関してはどうでしょうか。軟らかい食べ物と硬い食べ物があれば、多くの人は軟らかい食べ物を選びます。これは人間に限ったことではありません。噛むことは動物が栄養を採り込み、生きるための労働であり、作業の一つです。食べ物が最初から軟らかく噛む必要がなければ、動物は食べ物を必要以上に噛もうとはしません。本能のままに動いていれば、やる必要のない作業を進んですることはありません。やがて噛まない状態が日常になれば、噛まなければならない食事が出てきてもそれを選ばなくなります。軟らかい食べ物を選んで生きていけることを学習したからです。

食べ物の食感を表現することは料理にとって大切なことであるでしょうが、それが行き過ぎて、食べる人の本能が拒否反応を示すほどの硬い食感になってしまうと、一般人には受け入れられないかもしれません。たとえその食材がよく噛み込まないと味が出てこないものだとしてもです。それは料理を最終的に評価するのが一般人であって、料理人ではないからです。同業者の感想が前者「噛みごたえがある」というポジティブな感想であっても、料理について経験や訓練の少ない一般人は後者「硬い」というネガティブな感想を持つかもしれないのです。
料理人は、前者後者どちらの意見を汲んで、自らの料理を突き詰めても良いのでしょう。前者の道を進む場合、料理の探求と共に、食べ手である客の「教育と訓練」が必要になるかもしれません。なぜなら現代の文明人は、軟らかい食べ物が豊富に手に入り、硬い食べ物を食べ慣れていないからです。貧しい時代を知らない世代が大半となる将来はなおさらでしょう。食材それぞれが持つ本来の食感について、自らの作る料理を何度も食べさせながら、自分で客を教育して理解を得る必要があるかもしれません。馴染みの客を支持者として取り込み、彼らを相手に料亭を営むのであれば、それも可能でしょう。













中久木矯正歯科センター 新宿 四谷 自由が丘 歯列矯正

posted by nakakuki_kyousei at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯列矯正 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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