中久木矯正歯科センターの歯列矯正ブログ

日ごろ気になることを書き込んでいきます。医院からのお知らせ、歯列矯正に関することや、それ以外でも。

2010年06月02日

軟食の世界に格差なし

世間ではあの人やこの人との格差が広がり、固定化されているなどと言われますが、不平等感が広がっている資本主義社会で、珍しいくらい貧富の差が無いものがあります。食べ物の軟らかさです。

贅をつくしたグルメの世界では、様々な食材が様々に加工されアレンジされ器に盛られ、おいしいですね、「やわらかくて」と言いながら人々がそれを食べます。

では食べ物を選ぶ余裕のない人は何を食べるでしょうか。
かつて「貧乏人は麦を食え」と言った方がいましたが、今や軟らかい白米飯の方が麦飯よりずっと手軽に安く食べられます。
昨今ホームレスの生活がしばしばテレビで紹介されますが、彼らとて買って食べるものはインスタント麺や自炊用の米だったりします。派遣村で出されていた食事も、インスタントやレトルトなどはあっても、噛みごたえのありそうなものは皆無でした。

そしてお金持ちも貧乏人も、食事の軟らかさを喜び、意識的にあるいは無意識にそれを求め続けています。これは人間に限ったことではありません。噛むことは動物にとって労力を使う作業であり、回避することができれば、本能でそれを避けることを選ぶのです。

ではこの「格差なき軟食社会」は今後も続くのでしょうか。
途上国や被災外国への援助食料を見ていると、今後も続くものと思われます。援助物資の輸送一つとっても、大量の物資を効率良く低コストで運べるのは、加工食品だからです。

次にそうした施しが途絶えた時、軟食から一気に飢餓へと移行するのではないでしょうか。昔の日本のように、貧乏人が粟やひえ、野菜くずなどよく噛んだり齧りながら飢えをしのぐ状況は、各地で農作が行われ、その出来高で人口が調節されていた時代だからできたことだからです。都市でそれを望むことはできないでしょう。











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posted by nakakuki_kyousei at 15:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯列矯正 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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