中久木矯正歯科センターの歯列矯正ブログ

日ごろ気になることを書き込んでいきます。医院からのお知らせ、歯列矯正に関することや、それ以外でも。

2009年01月28日

歯は生えるとき、頭を上に向けて真上に生えようとする2


外的要因の一つに、顎骨の形があります。
歯科でよく見かけるパノラマ写真で見ると、顎骨の歯が生えている部分は、一直線ではなく緩やかにカーブしたラインを描いています。下顎の骨の場合、前歯が生えている場所は比較的平らですが、臼歯が生える場所は、滑り台のように傾斜をしています。特に親知らずがある場所あたりになると、下顎骨が顎関節に向かって立ち上がる部分に近づき、傾斜はさらに強くなります。生えてくる前のいわゆる歯の卵(歯杯)は、傾斜をしたこの顎の骨のラインに対して、直角に向いて並んでいます。そしてその向きのまま、歯の頭の方向に向かって動き出し、生えようとするのです。
下顎骨の場合、歯は前歯から臼歯にかけて、緩やかな円弧を描くように並んでいます。そのままの向きで歯が生えようとすれば、次第に歯同士の距離は狭まり、やがて側面がぶつかります。実際には歯は同時に生えることはなく、早く生える歯と遅く生える歯があるので、早く生えた歯が先に場所を確保して生えてしまうと、後から出てきた歯は生え場所を失います。隣接する歯とぶつかることもあります。こういう形で生え場所を失ってしまう頻度の高い歯が親知らずです。

隣合う歯と接触した後、それでも歯がその頭の方向に動こうとすると、隣の歯と接触している側を軸に、回転するように動くことがあります。物に接触した車の進行方向が変わるのに似ているかもしれません。こうして時には、歯並びに対して真横を向いてしまうような親知らずも現れます。こうした歯は最初から真横を向いていたわけではなく、最初は顎骨のラインに直角に向いていても、生えようとするうちに隣の歯にぶつかり、その方向が変えられてしまうのです。






















中久木矯正歯科センター 新宿 四谷 自由が丘 歯列矯正
posted by nakakuki_kyousei at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯列矯正 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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