フォードレンジャーEVは満充電の航続距離が長いので、次の充電スポットの選択肢も広く取ることができた。その中で選んだのはサンタモニカ。有名な観光地、ビーチがある所だ。ここにある公営駐車場内に、充電ステーションがあるようだ。
途中少し渋滞もあったが、フリーウェイを走りサンタモニカの海岸線が見渡せる駐車場に入るまでに、バッテリーは半分強しか使わなかった。それならばもっと寄り道しても大丈夫だったと思ったが、バッテリー残量が多ければそれだけ充電時間が短くてすむ。残量ゼロから満タンまで充電しようとすると5時間以上はかかるのだから。
この駐車場、本来は有料なのだが、EVで乗り入れる場合は無料になる。さらに充電もタダだ。試行段階とはいえ太っ腹である。駐車場の一画は充電装置が備えられ、その区画はEV以外の車は駐車禁止になっていた。これだけ見ても、EVがいかに優遇されているかわかる。フォードレンジャーEVの充電装置はコンダクティブタイプなので、その装置がある区画を選んで停めなければならない。充電装置にはもう一種類、インダクティブがあり、充電プラグの形がまったく違うので、互換性は無い。それぞれの方式をフォード・ホンダと、GM、トヨタが分かれて採用しており、まるでVHSとベータの陣営を見ているようだ。どちらの方式に利があるのかわからないが、共通にできなかったものだろうか。
コンダクティブタイプの充電装置は、インダクティブタイプに比べて設置場所が少なく、それだけにここサンタモニカは、フォードレンジャーEVにとっては貴重な充電場所であった。
コンダクティブタイプの充電器とそれを挿入したところ。メーカーや充電方式を問わず、EVの充電口は車のフロント部にあるという点は統一されている。頭から突っ込んで駐車することの多いアメリカの習慣に合わせたのだろう。
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